4月から高校で必修化される家庭科での「金融教育」とは?ざっくり解説!
どうも!投稿者のさくです!
2022年4月から新しい指導要領に基づいた高校家庭科の授業が始まり、
そこでは、金融教育が導入されることとなります。
そこで今回は高校での金融教育がどのようなものかを解説していきたいと思います。
◎金融教育導入の目的
まず、なぜ高校教育に金融の学習が必修化されたのかというと、
要因としては2022年4月から施行される18歳への成人年齢の引き下げや特殊詐欺の手口の多様化です。
特に前者については、成人になると、親の同意なしの契約(クレジットカード、賃貸、携帯電話)が可能となります。
したがって、高校生のうちから金融リテラシーが乏しいと、金融トラブルに巻き込まれやすくなるということです!
※金融リテラシー...お金とうまく付き合うために必要な知識や判断力
◎金融教育の学習内容
では、実際にはどのような内容を学ぶのでしょうか?
大きく分けて3つに分けられます。
1 家計管理ライフプランニング
ここでは、「毎月の生活費はどのくらいかかってますか?」といった
家計の収支を把握する能力を養います。
一人暮らしの人にとっては馴染みのあるテーマですね!
また、人生のなかで起こるライフイベント(就職、結婚、出産など)にかかる支出を考え、
人生設計をしよう!といったことをします。
2 株式/証券/投資信託、クレジット/ローンなど
ここでは、資産形成の方法といった本格的な学習が行われます。
「投資を始めるための準備」や「つみたてNISA」など具体的なことについても
触れていくので、学生でなくとも受けたくなるような内容なのです!
想定してたよりレベルが高いな..,( ゚Д゚)
3 金融トラブルへの対策
ここでは、近年多様化している詐欺の種類だったり、金融機関とのトラブルへの対策を学びます。
「闇金」という単語もででくるくらいなので、相当幅広く学習するのですね(^^)/
◎さく(投稿者)的見解
私はこの「金融教育の導入」には少し反対ですね、、
「金融トラブルを回避する」といった学習の目的自体は納得できるのですが、学習内容が多すぎる気がします。。
実際に私は高校で家庭科を受けていたのですが、
家庭科では、金融以外にも学習範囲はたくさんありますし、
受験に使わない科目にそこまでの労力を費やすべきなのだろうか?と思います。
加えて、家庭科の先生がしっかりと教えられるかが不安です。。
政治経済の先生のほうがより本質的教えられる気がします
数年後には共通テストに「情報」が加えられますが、
この件といい、もうすこし学生の負担も考えてほしいです(;_:)
皆さんはどう思いますか?
◎エンディング
本当にざっくりですが、今年の四月からこんな感じで高校教育が変わります。
最後まで読んでいただきありがとうございました!