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共通テストは何が難しいのか?センター試験と共通テストを徹底比較!

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どーも!投稿者のさくです!

 

2021年から導入された大学入学共通テストですが、2022年度での平均点の大幅な低下が話題となりましたね。

 

そんなニュースを聞いた人は「共通テストは難しい」といった感想を持ったはずです。

 

今回はそんな共通テストのどんな要素が難化を招いたのかを解説していきます!

 

 

◎共通テスト導入の目的

 

「共通テストでは高等教育での学習の理解の質を問うとともに、思考力、判断力、表現力等を発揮することを求めるために、それに準じた問題作成が行われる」

by  大学入学センター

 

つまり、共通テストでは、センター試験ではあまり見られなかった、思考力や判断力などを問われる問題が多く出題されるということです。

 

そのために入試改革の一環として、共通テストが導入されました。

 

 

 

◎共通テストで変わったポイント(国、数、英)

 

国語編~

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国語では、文章のジャンル(評論、小説、古文、漢文)や文字の量はセンター試験と変わらなかったものの、

共通テストでは、複数の資料や文章が文中にでてきました。

 

例えば、法や社会に対する評論に、実際の法の条文が挿入されたり、

古文でも文章Ⅰ、文章Ⅱで分かれていたりと、非常に読みずらい構成になっています。

にもかかわらず、制限時間はセンター試験と変わらず80分、、、

従来よりもさらに高度な速読力が求められるのです!

 

問題自体も、問一が要約の問題(最後まで読まないとわからない問題)だったり、

選択肢の文章量も増えたりと本文以外でも難化の要因があるわけです。

 

 

私も解いたことがあるのですが、かなり時間との勝負が高得点のカギとなってくるといえるでしょう。。。

 

 

数学編~

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数学はすべての教科のなかで、もっとも難化した教科といえます。

 

2022年度では前年と比べて平均点がⅠAでは17.43点、ⅡBでは14.04点ダウンした。

 

この難化の要因と言われているのが、問題の文章化です。

 

センター試験では、シンプルな数式に空欄があり、文章による出題は少なかったのですが、

共通テストでは、「太郎さんは~、花子さんは~」といった長文の文章から問題が始まり、

そこから数式の空欄がでてきます。

 

ほとんどの問題が日常生活に数学を応用したものとなっているのです。

 

つまり、共通テストは数学にも読解力を求めてきたということです!

 

また、選択肢も、数式だけではなく、文章からなるものもあります。

 

数学の本質理解が問われるということです。

 

実際に、2022年の数学ⅡB第4問の数列では、いきなり300文字程度の長文が問題として出題されました。

 

時間との制約もあるので、苦戦した受験生も多かったはずです。

 

このように数学では、問題の文章化が難化の要因となったのです。

 

英語編~

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英語でも大きな変化がありました。

 

まず、センター試験では、リーディング200点、リスニング50点でしたが、

 

共通テストでは、リーディング、リスニングともに100点となりました。

 

受験生の中には、リスニングが苦手な生徒も多くいて、

 

センター試験ではそのような人はどうにかなったのですが、

 

共通テストでは致命傷となりかねないのです!

 

リーディングでも、センター試験では約4200語だった総単語数が

 

共通テストでは、約5400語となりました。

 

設問でも、日本語だったものが全て英語表記となりました。

 

私も実際解いてみたのですが、最初はかなり時間が足りません。

 

ですが、英語は他教科とは違い、出題形式がほとんど変わらないので、

 

練習を繰り返せば、高得点を確実に取れる科目ではあります!

 

 

◎エンディング

文部科学省の様子を見ると、おそらく2022年の形式は崩れないでしょう(特に数学)

 

ですが、難しいのはみんな同じなので、しっかり対策すればだいじょうぶです!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!